鼻行類

渋谷に向かう途中,若しくは渋谷のLOFTで買い物をしている最中,昨日I君と話していた,鼻行類の話についていろいろと考えてみる.私は高校生のときに鼻行類に出会い,大学2年生ぐらいまで信じていたわけです.インターネットのような集約された情報ソースに簡単にアクセスできる今日,私のような高校生はいるのでしょうか.良い意味で騙された上で,後々騙されたことに気づくという二重の感動を味わいにくくなっているなと,つくづく感じます.インターネットで騙されるのとはちょっと違う,「作者の術中に嵌る」体験は,早いうちにしておかないと騙されて損をしかねない.

何か,ニセ科学とかの話にもつながるような気がします.正しい情報や知識を伝えるという姿勢も大切ですが,騙されるという経験がないと免疫もつかない気がするんですよ.そのためにも,中高生に『鼻行類』おすすめです.