変なTV番組

というか,何したいかわからない番組が多くないか.

最初に思ったのは,5分ぐらいのスポットみたいな番組で,女性が坂を駆け上がるだけの番組があるんですが,もう何だそれって感じですよね.誰に向けての需要かが全然ですよ.汗をかいている女性フェチか,走っている女性フェチか,あと坂マニア向けでしょうけど,それって日本の人口のどれくらいを占めてるんでしょ.

あと,偶々テレ東を深夜につけてたら,堀内孝雄が新曲を披露してましてね.よく見たら5分ぐらいのハロプロの番組でやんの.需要は?ハロプロをメインで見る人の中の堀内孝雄需要ってそこまであるの?元アリスファン率がそんなに高い気はしないんですけどねえ.

あと,TVKとかMXとかも時々ひどくて,おそらく実験的な番組っていうことで放送されてるんでしょうね.マラソンっていう番組がありまして,ただ一般人と芸人がマラソンするだけ.時折その走っている人のドキュメントが入るぐらい.この前見たら「シーズン2」ってついてたの見て,「あれ,1クール持ったの?」っていうほど何もない番組です.TVK恐るべし.

昨日見たのは,「今日は街角のダウ平均を調査します」っていうやつ.ダウ平均って株式市場行けばわかるんじゃないのって思うんだけど,違うんですよ.「まず町の人のダウをどうぞ」って,町中の人に「ダウ」って言わせて,平均的な日本語の「ダウ」の発音に近い人が「ダウ平均」らしいんですよ.私も今書いていて意味がわからないんですけど,何のために?

ただわからないでもないのは,そういうものが意外と面白さを得たりする場合もあります.「イグザンプラー」あたりもまじめに見ていたら頭こんがらがるって.「どうでしょう」だって,こういう感じだからということを前提にして見ないとわけわからないと思うよ.番組の半分以上がほとんど車の中ってないし.ただ,それなら,坂を駆け上ることにどういう面白さを見出せばいいのかがわからないんですよ.

ドラえもんで,のび太がテレビ局をやるとかって,つぶれかけのパン屋のオヤジさんをスポンサーに連れてくるんだけど,そのオヤジが持ってきた映画が,自分のいろんな表情をただ3時間流し続けるだけのものだったというのを思い出しました.おそらくその番組今ならできると思います.