院生室にて

修士セミナーが終わった後,後々の発表を考えて,論文を何本か印刷&コピーしておきました.図書室が8時までで,入ったのが7時半.コピーが終わったのが7時45分でして,ギリギリ.明日にしてもいいんだけど,何か気持ちが据わらないので駆け込んできました.

後はひたすら懸案の問題について考えるのみ.とにかく,これまでやった(たいしたことない)計算をもう一度整理し直して,どこまでうまくいくのかやっていきます.頑張っているうちに,とてもトリビアルなことだけれども,全然意識していなかったことを目の当たりにし,ちょっとだけ光が見えたのかもしれません.

要は,一次式を二次形式で評価するときに,上からの評価ができるが下からの評価ができないということが,問題を難しくしているんだ.これを克服するために,一次方程式系の安定性を使う手はあるが,かなり不自然な仮定をおかないといけない.ノルムの評価ができるといいのだが.