イベント2題

POAROイベントを鑑賞して来たので,その感想をば.

昼の部:爆笑!ポアロ寄席 スペシャル!

よくよく考えると,このイベントで100人以上の観客が集められるということがすでにものすごい事です.だって,出てるの全員,素人だよ.タレントと言えるのはPOAROぐらいですよ.それでも人が集まるということは,これまでの積み重ね,もしくは,自分も含めて,観客がアレだからとしか思えません.

とりあえず壷君とくわばら君が出るということなので,こっちは後ろ中央の席に陣取って審査員気取りで一切笑わずに見てやるかという意地悪な事を思っていたんですが,結構面白いでやんの.もっと面白いのがネタをやった後の2人の対照的なことといったら.壷君はぐったりしている反面,くわばら君はやりきった感で充実していること.壷君,「次もやります」って大丈夫か?

夜の部:平成20年度 大喜利実力判定考査

オープニング映像,参加者紹介映像のクオリティーが相変わらず高いことはもっと評価されるべきです.

審査員でもなんでもないんですが,すべての問題と解答をできる限りメモしていました.暗い中で結構大変な作業ですが,後で見返したときにまた楽しめるんで,前回のイベントからそうしています.もっとも,ちゃんと解答を復元できるとは限りません.からてさんのお題とかは,キーワードをメモるだけで精一杯でした.

このイベントには2つの見方があるように思えます.一つは,純粋に一つ一つの答えの面白さを楽しむという見方.もう一つは,全体の流れを楽しむという見方.特に後者は,「解答者の顔が見える&自由に解答可能」という形式ならではの楽しみ方だと思います.例えばお手てさん・坪谷さんのブレないスタイルとか,示し合わせてもいないのに解答傾向が似てくるとか,途中から絵に走る流れができるとか.そうした状況を何より参加者が楽しんでいることが観客としても面白く感じられました.

お題もバリエーションがありました.POARO大喜利の特徴である,「お題を考えるのも参加者」というルールだからこその面白さだと思います.次回のイベントなんかでは,「ベスト問題賞」のような賞もあると面白いかもしれないなと提案しておきたいと思います.