ハードな本

善悪は実在するか アフォーダンスの倫理学 (講談社選書メチエ)

善悪は実在するか アフォーダンスの倫理学 (講談社選書メチエ)

いやあ、大変でした。とにかく丁寧に読まないと理解できない本です。一生懸命にメモや書き込みをしながら、慎重に読み進めたつもりでも、たぶん半分ぐらいしか理解できていないでしょう。

「善悪は主観的なものだ」という概念への挑戦なのですが、こちらが疑問に思ったところに対して、次のページを開くと都合よくその疑問が提起されているという抜かりなさ。というか、筆者の格闘の記録ですよね、これって。あと、アフォーダンスがどういうものか、初めてちゃんと知りました。

それにしても、本気で疲れました。